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ACCUSYNC for VAIO [ソフトウェア]

こんにちは、担当者 T です。

type U を購入された方の blog や掲示板を拝見してみると、その使いかたは人によってかなりさまざまなようですね。ワンセグや動画をメインに使っている方、ポケットサイズの Web ビューワー的に使っている方、多くのデータを入れてメインマシン的に使っている方、とにかくいつもポケットに入れていろんなところで使っている方、などなど・・・。とりわけ、中でもそのサイズ感からか、PDA の代替あるいはノート PC と PDA の中間的な位置づけで使っている方が少なくないようです。
PDA 的な使いかたというと、やはりメインマシンが別にあって必要に応じてデータを持ちだして使う、という使いかたになってくると思います。Windows XP が入っているので特にデータ変換の必要がなく、単純にファイルをコピーするだけで(対応するアプリケーションさえインストールされていれば)基本的には制限なくさまざまなファイルの読み書きができる、というのは PDA にはない type U ならではの特長だと思います。

では、面倒なメインマシンとのデータの同期はどのように行えば良いのでしょうか?それに対する答えとして、type U には同期ソフト「ACCUSYNC for VAIO」がバンドルされています。
※インストーラーでの提供となります。使用時には別途インストール作業が必要です。

type U の「スタート」メニューに「ACCUSYNC for VAIOのインストーラ」という項目が存在します。ここから type U に「ACCUSYNC for VAIO」をインストールするのですが、データの同期には母艦となる PC にも「ACCUSYNC for VAIO」をインストールする必要があります。詳細は「ACCUSYNC for VAIO インストールの手順」に記載されているので、こちらからメモリースティック Duo や USB メモリー(POCKETBIT など)にインストーラーをコピーし、母艦 PC にもインストールします。

インストールが完了したら、type U とメイン PC を接続して、双方で「ACCUSYNC for VAIO」を起動します。接続方法は LAN でも構いませんが、大容量のファイルコピーがある場合には i.LINK で直結してしまったほうが速いです。私もメインマシンとの同期には i.LINK を使用しています。
双方の「設定ウィザード」のチェックボックスをオンにしたら、一方の画面で「次へ」をクリックします。今回は type U 側のウィザードで設定を進めました。

設定ウィザードが PC の接続状態を確認して、「ACCUSYNC for VAIO」が設定可能なネットワーク上の PC を自動的に発見してくれます。ここで目的の PC が見つからない場合は、ネットワーク設定(特にファイアウォールソフトの設定)に問題がある場合が多いので、見直してみてください。
一覧に表示された PC から目的の PC 名を選択し、「次へ」をクリックします。

「相手のコンピュータ」(この場合はメインマシン)の設定ウィザードに 8 桁のパスワードが表示されるので、自分のコンピュータ(この場合は type U)のパスワードフィールドに同じものを入力します。これが正しければ、2 台の PC 間での通信設定が完了します。

初期設定が完了すると、自動的に「同期項目の追加ウィザード」が起動します(このウィザードは「ACCUSYNC for VAIO」のメイン画面から「項目の追加」ボタンをクリックすると、いつでも表示させることができます)。
「マイ ドキュメント」や特定のフォルダ、お気に入りのほか、ブラウザの Cookie や Microsoft Outlookの各種データ(アドレス帳、予定表、仕事、メモ、メール)の同期も可能です。スケジュールやアドレス帳の管理を Outlook で行っていれば、PDA のように type U を PIM(Personal Information Manager)端末としても活用することができますね。
※VGN-UX50 および VGN-UX90PS・UX90S <ゼロスピンドル>モデルには Microsoft Outlook はプリインストールされていません。VGN-UX90PS・UX90S HDD モデルでは Microsoft Office のプリインストールが選択可能です。

同期する項目の設定が完了したら、あとは「ACCUSYNC for VAIO」のメイン画面より「同期」ボタンをクリックするだけでメインマシンとの Sync がスタートします。同期の方向は 3 通り(双方向、相手側への送信のみ、相手側からの受信のみ)を設定することができるため、用途などによって使い分けることができます。個人的には、誤ってメインマシンのデータを上書きしてしまうのが怖いので、type U では基本的に「メインマシンのデータを持ちだすだけ」と割り切り、メインマシン→type U 方向への同期をデフォルトに設定しています。

メインマシンとのデータ同期は Windows のファイル共有、FTP、メモリースティック Duo などを経由してコピー、などいろいろ方法はありますが、前回との差分を検出して必要なものだけ同期してくれる「ACCUSYNC for VAIO」のような同期ソフトが最も簡単で速いと思います。i.LINK で直結すれば LAN を経由するより速いですし、メインマシンと type U のポートリプリケーターを常に i.LINK で接続しておいて毎日 Sync する、という使いかたが便利そうです。イメージとしては本当に PDA に近い間隔で使えるので、type U を PDA のようにビジネスに、プライベートに活用したい方は、ぜひお試しください。


2006-07-18 20:41  nice!(13)  トラックバック(1) 
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