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英字キーボード vs. 日本語キーボード [ハードウェア]

こんにちは、担当者 T です。

今週に入って、「<ゼロスピンドル>が届きました!」という声があちこちの blog や掲示板などで増えてきた気がします。5/16 の「type U」フラッシュメモリー搭載モデル開発中のご案内以来ずっと待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。ぜひいろいろ試してみて、<ゼロスピンドル>の新次元の快適さを体験していただきたく思います。

今回の<ゼロスピンドル>モデルでは、HDD に比べてみなさんどのような仕様を選択されているのでしょうか?先週時点での VAIO オーナーメードの受注状況から、主なオプションの選択率を見てみました。
OS で Windows XP Professional が 7 割弱、プロセッサーでは最高スペックとなる Core Solo U1400 がなんと 9 割弱、というように、HDD モデル以上に上位スペックを選択される方の割合が高くなっているようです。やはり、ディスクアクセスの高速な<ゼロスピンドル>モデルでは他のスペックもなるべく高いほうにこだわって快適さを求める方が多いようですね。また、キーボードに関しても英字キーボードの選択率が約 25% と HDD モデルより高まっています。これは、「英字キーボードのほうが打ちやすいらしい」という評判が HDD モデルを買った方の口コミで広まったためかもしれません。

ということで、本日はこの英字キーボードと日本語キーボードを比較してみたいと思います。

左が日本語キーボード、右が英字キーボードの写真です。
ぱっと見ではあまり違いが分からないかもしれませんが、よく見ると英字キーボードのほうが記号キーなどの分が一列少なく、ひとつひとつのキーが若干大きめになっているのが分かります。また、全体的なキーレイアウトとしては日本語キーボードでは右側にあった記号キーがなくなっている分、全体的に日本語キーボードより右寄りになっています。日本語キーボードではスペースキーが左寄りにあったため、キーボード入力時にはどちらかというと左手が忙しくなりがちで、私も変則的な「モバイルグリップ・スタイル」を編み出したりしたのですが、英字キーボードではスペースキーが中央に近くなり、左右の指を均等に使えるようになるため、キー入力もある程度は自然にできるのではないでしょうか。
ただ、英字キーボードでは日本語キーボードと一部記号キー(「@」や「*」など)の入力方法が異なるため、普段日本語キーボードをお使いの方には慣れが必要になります。

キートップの拡大写真。同じく左が日本語キーボード、右が英字キーボードです。キートップのサイズが小さいため、日本語キーボードでも「かな」の印字がなく、一見どちらも英字キーボードに見えますが、日本語キーボードはキー配列が日本語キーボードに準拠しています。

このくらいの距離で見ると明らかに英字キーボードのほうがキートップが大きいことが分かりますね。キーの面積が大きい分、キートップの文字(「F1」などのシルク印刷や「A」「Esc」などバックライトが透過する文字)のひとつひとつも大きく、見やすくなっています。
スペック的には、日本語キーボードのキーピッチ(横方向)が約 8.0mm なのに対して、英字キーボードでは約 8.6mm となっています。数値上は 0.6mm という違いしかありませんが、キートップの絶対的な大きさが小さいため、比較すると体感的にはずいぶん大きくなっているように感じます。また、キー押下時のクリック感についても英字キーボードのほうが若干ですが明確に感じました。これは、キー自体が大きく押しやすいだけでなく、キーの幅が取れるために内部のバネなどの構造にも多少余裕ができているおかげかもしれません。


英字キーボードでは、日本語入力のオン/オフを行うのに「半角/全角|漢字」キーではなく「Alt」+「`」という組み合わせ(type U の英字キーボードでは隣り合わせになっているため、比較的押しやすい)で押さなくてはならないなど、一部日本語キーボードとはルールが異なります。が、個人的にはそれを差し引いても使い勝手的には向上するかな、と感じました。
日本語キーボードに比べてキー数が少ないことについては、キーマップを変更してあまり使用しないキーに別のキーの機能を割り当てるようなフリーウェア・シェアウェアもたくさんありますし、工夫次第では日本語キーボードの機能性と英字キーボードの快適さを両立させることは可能なはずです。ということで、担当者としては type U の英字キーボード、非常にオススメです。


2006-07-12 19:29  nice!(11)  トラックバック(2) 
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