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type U で動画を持ちだそう [type U を使う]

こんにちは、担当者 T です。

昨日のエントリーでは「type U をフォトストレージに」ということで、αなどと組み合わせて HDD フォトストレージ兼ビューワーとして使う活用法をご紹介しました。今日は、ビューワーつながりということで、type U を動画ビューワーとして使おう、というお話です。

ポータブルな動画ビューワー、というと最近はメモリースティック Duo に動画を入れて PSP に持ちだす、というのがけっこうポピュラーになってきているでしょうか。確かに、ここ 1~2 年で電車の中で動画を見ている人の数が、徐々に増えてきている気がします。
type U はメモリースティック Duo スロットを搭載しており、画面サイズも PSP に近いので、PSP と同じような感覚で動画ビューワーとして使うことが可能です。

動画を持ちだすのには、他の PC の HDD に保存されている動画ファイルをそのまま type U にコピーして持ちだしてももちろん良いのですが、例えばお出かけ前などのあまり余裕がないときにムービーファイルをメモリースティック Duo やネットワーク経由でコピーして・・・というのはちょっと面倒ですよね。そういうとき、VAIO にプリインストールされている「Image Converter 2 Plus」で変換しておけば、あとは持ちだすだけで OK です。 
※「Image Converter 2 Plus」は、2006/1 以降発売の VAIO 全モデル(type U を除く)にプリインストールされています。


「Image Converter 2 Plus」は PC の動画ファイルを PSP などに持ちだすソフトウェアとしてすでに有名なので、ご紹介するまでもないかもしれませんが、MPEG-4 および MPEG-4 AVC 方式の圧縮動画ファイルに変換し、(出力先にメモリースティックを指定すれば)メモリースティックへの書きだしまでを行ってくれるソフトウェアです。
ファイルフォーマットは、入力形式として .avi、.dvr-ms、.mpg(.mpeg)、.mp4、.mov、.wmv に、出力形式として MPEG-4(768kbps、384kbps、192kbps、96kbps)、MPEG-4 AVC(768kbps、384kbps)に対応しています。画質的にはやはり AVC 768kbps あたりがいちばんオススメですね。

また、動画の変換は HDD 内のファイルを指定して都度変換するだけでなく、アナログテレビチューナー内蔵の VAIO であれば「Do VAIO」で録画する際に自動的に「Image Converter 2 Plus」で変換して転送リストに追加する設定も可能です(「Image Converter 2 Plus」のメイン画面で、「Do VAIO 録画時に自動的に変換して追加」のチェックボックスをオンにする)。

こうやってメモリースティック Duo に書きだした動画ファイル(MPEG-4 ならびに MPEG-4 AVC)を type U の「Windows Media Player」で再生しようとすると、上の画像のようなダイアログが表示されることがあります。type U では MPEG-4 も MPEG-4 AVC も基本的には再生できるので、「今後、この拡張子の再生方法を確認しない」のチェックボックスをオンにして「はい」ボタンをクリックすれば、問題なくメモリースティック Duo 内の動画の再生が開始されます。

MPEG-4 も AVC もいずれも圧縮動画ファイルなので、動きの激しいシーンなどでは若干ブロックノイズが発生しますが、画面サイズが小さいためあまり気にならないと思います。むしろ、PSP と同じ記録メディア・同じファイルフォーマットで持ちだせるので、PSP と type U を使い分けているような方でも取り回しがしやすい、というメリットはあるのではないでしょうか。

なお、「VAIO Video Download Manager」という他の VAIO から動画ファイルをネットワーク経由で type U にダウンロードするアプリケーションがプリインストールされています。これを使えば、メモリースティック Duo を使わなくても type U の HDD に直接動画をダウンロードすることが可能です。

また、「お出かけ・スゴ録」機能に対応した「スゴ録」からの持ちだしにも対応しています。テレビ録画を PC で行っていなくても、「スゴ録」からも持ちだせます。
※「スゴ録」からの書きだしには、「おでかけ・スゴ録」に対応した「スゴ録」と PSP および USB ケーブル、または MSAC-US40(RDZ-D97A・D77A のみ対応)が必要です。また、デジタル放送より書きだした映像を type U で視聴することはできません。
※本エントリー掲載にあたり、「スゴ録」RDZ-D97A と VAIO type U VGN-UX50 の組み合わせで動作することを確認しました。

type U にはキーボードが搭載されていたり、地図アプリケーションなどのソリューションがふんだんに用意されているため、どちらかというとコミュニケーションやナビゲーションなどの能動的な使いかたをしなくてはならないような気分になりがちですが、たまにはスライド式キーボードを閉じたままでムービーを楽しむ、という使いかたも、悪くないのではないでしょうか。


2006-06-21 20:12  nice!(8)  トラックバック(0) 
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