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指紋センサーでスマートに [type U を使う]

こんにちは、担当者 T です。

type U には指紋センサーがついています。
指紋センサーというと、一般的には「セキュリティ」のイメージがありますが、この type U ではセキュリティに加えて「モバイルグリップ・スタイル」をさらにスマートに使えるというメリットもあります。

まずは、起動時の Windows ログオン。
type U のように常に携帯して活用するような PC では、やはり他の機種に比べて盗難や紛失の危険性は高くなります。盗難や紛失の被害に遭ってしまった際には本体そのものの損害ももちろんですが、やはり中に含まれている機密情報を盗まれてしまうことによる損害のほうが大きい、ということも少なくないでしょう。
というわけで、type U でも Windows のログオン・パスワードをかけて使用することを推奨していますが、スタンバイ状態からなら「5 秒で起動」がポイントなのに、ログイン時にわざわざパスワードを入力しなくてはならないようではスムーズさも半減してしまいます。
そこで、指紋センサーを使って自分の指紋を登録しておけば、ポケットから取り出して 5 秒で起動→指紋認証でスマートにログオン、までがスムーズにできるというわけです。「モバイルグリップ・スタイル」時(※液晶クローズ時)に左手親指の近くにくるような位置に指紋センサーが配置されているため、左手親指の指紋を登録しておくのがいいかもしれません。

また、指紋センサーは Windows ログオンだけでなく、他の用途にも活用できます。
パスワード認証つき Web サイトの ID・パスワードを指紋に紐づけて記憶しておくことができるため、ログインが必要な Web サイトや blog の管理ページへのログインが指紋を読みとるだけでできる(センサーを指でなぞると下の画像のようにメニューが表示され、登録したページタイトルをクリックすると自動的にブラウザが起動してログインが完了した状態でページが表示される)ので、いちいちパスワードを入力する必要がありません。

マウスのスクロールホイール同様に Web ページのスクロールができる機能もついていたり、さらには、特定の指と特定のアプリケーションを関連づけて、例えば「右手の中指をセンサーに通したら自動的にメーラーが起動」といった設定をすることも可能。もちろん、HDD 上に暗号化領域(「My Safe」フォルダ)を作ってデータを暗号化しておき、指紋認証を行わなければ重要なデータが見えないようにできる、という指紋センサー本来のセキュリティ機能も備えています。
というわけで、セキュリティの確保にとどまらず「モバイルグリップ・スタイル」の操作をさらに快適にするこの指紋センサーは、type U と非常に相性の良いデバイスといえるのではないでしょうか。


2006-05-21 23:36  nice!(7)  トラックバック(5) 
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